有限会社DUO





WITH ESTATE

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「次に繋がる橋を架ける」
Copyright Daisuke Gouda
「次に繋がる橋を架ける」
Copyright Daisuke Gouda
団地に残された約250坪の開発残地を有効に利用する為に進入路となる構造物を作る。
今回の案件は広い敷地にもかかわらず、敷地に対する接道部分が限られており、
敷地に入れる位置が決まっている。
筆者個人的に建築工事的なRC構造物を作る事は好きなので
最終的な土地利用を含めた進入路の検討していく。
団地に残された約250坪の開発残地を有効に利用する為に進入路となる構造物を作る。
今回の案件は広い敷地にもかかわらず、敷地に対する接道部分が限られており、敷地に入れる位置が決まっている。
筆者個人的に建築工事的なRC構造物を作る事は好きなので最終的な土地利用を含めた進入路の検討していく。
橋を架ける
今回の敷地に進入路として構造物を作る理由として、写真の様に道路との接道幅が実際の境界としての長さが4m強の敷地に対して、水平の有効幅として現在約2m20㎝程度の道がついており、残りの1m80㎝程度は法面となっている。
そうなると余程運転が腕に自信が無ければ、一般的には車を敷地に入れる事をためらうだろう。
敷地全体を有効に使う為にまずは進入路の構造物を検討する。
今回は宅地造成工事としてではなく、建築工事でRCの構造物を作り奥の敷地に入りやすくするための橋を架ける事にした。
橋を架ける
今回の敷地に進入路として構造物を作る理由として、写真の様に道路との接道幅が実際の境界としての長さが4m強の敷地に対して、水平の有効幅として現在約2m20㎝程度の道がついており、残りの1m80㎝程度は法面となっている。
そうなると余程運転が腕に自信が無ければ、一般的には車を敷地に入れる事をためらうだろう。
敷地全体を有効に使う為にまずは進入路の構造物を検討する。
今回は宅地造成工事としてではなく、建築工事でRCの構造物を作り奥の敷地に入りやすくするための橋を架ける事にした。
進入路となる橋げたの下を地盤調査し地耐力を図るが、斜面部分は機械での測定が出来ない為人力となる。
今回も特殊な構造等をいつも相談している照井構造事務所とタッグを組み、地盤調査当日も一緒に立会いその後を検討する。
進入路となる橋げたの下を地盤調査し地耐力を図るが、斜面部分は機械での測定が出来ない為人力となる。
今回も特殊な構造等をいつも相談している照井構造事務所とタッグを組み、地盤調査当日も一緒に立会いその後を検討する。
地耐力の調査
進入路の安全性を担保する為にも地耐力の調査、検討は工事の上で必要となり、今回は工事に際し必須ではあるが普段あまりスポットライトを浴びる事の無いこの工程にも着目し記事に起こしてみる。
地耐力の考察をする事により今回の臥梁の不動沈下を最小限にとどめ、安全性を担保する事になる。
地耐力の調査
進入路の安全性を担保する為にも地耐力の調査、検討は工事の上で必要となり、今回は工事に際し必須ではあるが普段あまりスポットライトを浴びる事の無いこの工程にも着目し記事に起こしてみる。 地耐力の考察をする事により今回の臥梁の不動沈下を最小限にとどめ、安全性を担保する事になる。
地盤調査に基づいた考察にてエスキスを練り込む。
カンファレンスは大胆に行うが、実際のオペレーションはとても慎重に行う。
という様に、構造打合せを進めていくと必然的に今回の施工の対して正解が見えてくる。
地盤調査に基づいた考察にてエスキスを練り込む。
カンファレンスは大胆に行うが、実際のオペレーションはとても慎重に行う。
という様に、構造打合せを進めていくと必然的に今回の施工の対して正解が見えてくる。
完成までの道のり
このarticleの性格上、筆者である私の独断と偏見に基づき、土地に対しての考え方を私の主観で書きなぐっていくという、誠に自分勝手な感覚で書いている中で、今回は一般的に土地の購入者が中々見る事のない土地加工、施工にスポットライトを当ててみて、いざ出来上がりの完成形を見ると簡単に考えてしまいがちな宅地の完成までの道のりを振り返る。
完成までの道のり
このarticleの性格上、筆者である私の独断と偏見に基づき、土地に対しての考え方を私の主観で書きなぐっていくという、誠に自分勝手な感覚で書いている中で、今回は一般的に土地の購入者が中々見る事のない土地加工、施工にスポットライトを当ててみて、いざ出来上がりの完成形を見ると簡単に考えてしまいがちな宅地の完成までの道のりを振り返る。
鉄筋を組んだのちにコンクリート打設前の型枠の状態になってくると、実際の仕上がりが視覚的にも理解しやすくなってくる。
構造物として完成してしまうとみる事が出来ない工程も、作り手側の気持ちが入っているため個人的には造形美を感じる。
今回は奥が広い敷地の為、ミニ開発の道路で作る転回路に近い考え方で敷地内での車両の転回を可能にする。
鉄筋を組んだのちにコンクリート打設前の型枠の状態になってくると、実際の仕上がりが視覚的にも理解しやすくなってくる。
構造物として完成してしまうとみる事が出来ない工程も、作り手側の気持ちが入っているため個人的には造形美を感じる。
今回は奥が広い敷地の為、ミニ開発の道路で作る転回路に近い考え方で敷地内での車両の転回を可能にする。
出来てしまうと何でも無いが、一般的には出来るまでのプロセスに触れる機会が少ない工程を書いてみた。
冒頭に述べたが、個人的に建築工事、物作りが好きなので、そこまでの過程に少しでも興味を持って頂ければ喜ばしい。
Copyright Daisuke Gouda
出来てしまうと何でも無いが、一般的には出来るまでのプロセスに触れる機会が少ない工程を書いてみた。
冒頭に述べたが、個人的に建築工事、物作りが好きなので、そこまでの過程に少しでも興味を持って頂ければ喜ばしい。
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