有限会社DUO





WITH ESTATE

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「北側斜面の借景を切り取る南東角地の土地」
Copyright Daisuke Gouda
「北側斜面の借景を切り取る
南東角地の土地」
Copyright Daisuke Gouda
今回ご紹介する案件は道路との高低差がある
ミニ開発された団地の入り口に立地する南東角地の古家付き土地。
敷地と道路との高低差がる為、既存の駐車場は道路の高さに合わせ鉄骨の柱を立てて
家に対して横向きで車が1台ほど横付けできるように作ってある。
この一般的に難しい敷地を購入されたのは
長年奥様がアトリエ建築家の設計事務所で設計従事されているご夫婦だった。
敷地利用の考え方、仕上がりのイメージを聞く。
今回ご紹介する案件は道路との高低差があるミニ開発された団地の入り口に立地する南東角地の古家付き土地。 敷地と道路との高低差がる為、既存の駐車場は道路の高さに合わせ鉄骨の柱を立てて家に対して横向きで車が1台ほど横付けできるように作ってある。 この一般的に難しい敷地を購入されたのは長年奥様がアトリエ建築家の設計事務所で設計従事されているご夫婦だった。 敷地利用の考え方、仕上がりのイメージを聞く。
土地のポテンシャルを読み解く
南東角地として道路が接道する敷地に対して、本当の土地のポテンシャルを読み解く。
一般的には南東側に大きな開口部等を配置されるだろう。
だが設計者はこの敷地の北側に広がる国有林の森の借景を活かすために敢えて北側に大きな開口を配置する事により外部からの視線を排除し、優しい陽射しが当たる北側の借景を生活に取り入れる事を選択した。
建物の顔となる正面のファサードは1段下がりの敷地を活かして建物の高さを大きく下げて正面から見た建物の圧迫感を和らげ、
どこかシンボリックなファサードに仕上げる。
土地のポテンシャルを読み解く
南東角地として道路が接道する敷地に対して、本当の土地のポテンシャルを読み解く。
一般的には南東側に大きな開口部等を配置されるだろう。
だが設計者はこの敷地の北側に広がる国有林の森の借景を活かすために敢えて北側に大きな開口を配置する事により外部からの視線を排除し、優しい陽射しが当たる北側の借景を生活に取り入れる事を選択した。
建物の顔となる正面のファサードは1段下がりの敷地を活かして建物の高さを大きく下げて正面から見た建物の圧迫感を和らげ、
どこかシンボリックなファサードに仕上げる。
道路からのアプローチとして新たに作ったRCの駐車場のオーバーハングの高さに中二階の玄関を設置し、
1階に降りると各自のプライバシー、2階は家族のパブリックスペースとなり、その二つを中二階の階段の吹抜けが繋ぐ。
道路からのアプローチとして新たに作ったRCの駐車場のオーバーハングの高さに中二階の玄関を設置し、1階に降りると各自のプライバシー、2階は家族のパブリックスペースとなり、その二つを中二階の階段の吹抜けが繋ぐ。
北側に下がり遠くに見える山々の稜線は北側ならではの借景を楽しめる。またリビングから北側に開かれたゆとりのあるバルコニーはリビングのFLに揃え、アウトドアリビングとしての家族が集う丁度いい大きさに。
家族としての大切な繋がりと個々人のプライバシーの両立を形にした白い塗り壁の家が団地の角地に映える。
北側に下がり遠くに見える山々の稜線は北側ならではの借景を楽しめる。またリビングから北側に開かれたゆとりのあるバルコニーはリビングのFLに揃え、アウトドアリビングとしての家族が集う丁度いい大きさに。 家族としての大切な繋がりと個々人のプライバシーの両立を形にした白い塗り壁の家が団地の角地に映える。
今回は建築家でもあるクライアントが自ら設計した自邸だったが、改めて敷地のパフォーマンスの出し方を学ばせてもらった。
小さすぎず大きすぎず、家族のパーソナルスペースを読み解き、良い関係性が持続する距離感の取り方やランニングコストの考え方、また全てのコストバランスが敷地のパフォーマンスにマッチした。
Copyright Daisuke Gouda
今回は建築家でもあるクライアントが自ら設計した自邸だったが、改めて敷地のパフォーマンスの出し方を学ばせてもらった。
小さすぎず大きすぎず、家族のパーソナルスペースを読み解き、良い関係性が持続する距離感の取り方やランニングコストの考え方、また全てのコストバランスが敷地のパフォーマンスにマッチした。
Copyright Daisuke Gouda
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